◇ Considerate and Thanks ◇

新米主婦が綴る 良妻賢母を目指す日々

◇ Joyful pleasure ◇

主人の趣味

◆自慢の夫

主人は働き者です。
本当に仕事熱心で、休日のうちの一日はプライベートを返上して勉強に勤しみます。
そのうえ、残りの一日も家事を率先して支えてくれるし、私との時間を大切にしてくれます。
勿論私だけでなく、主人自身の友人や職場の方、両親等、人との繋がりを大切にしています。
煙草や賭け事はせず、お酒は嗜む程度に、何もなければ真っ直ぐ帰ってきてくれる自慢の夫です。

けれど、主人は息抜きをしているのでしょうか?
きっとお仕事に励んでいれば、辛いこともあると思います。
勉強のプレッシャーもあるでしょう。
私や友人との付き合いを楽しんでくれていると良いのですが、たまには一人で好きなことをして、日頃の疲れを癒したり、楽しむ時間が必要と思うのです。

◆主人の興味

主人は理性の強い人です。
真面目で倹約家なので、目の前で面白そうなことが起こっていても、後先を考えて最善策を取ります。
遊ぶお金だっていくらかは持っているのに、仕事や勉強等「しなければならないこと」を優先させて、それ以外の興味の先へ行くのを躊躇っているようにも思います。

私は結婚するまで、好きなことをさせてもらいました。
そして今は、何不自由なく暮らせて幸せですから、何も望むものはありません。
仮に何かを挙げるとすれば、主人が楽しむ時間を持ってもらえたらと思うのです。
だから主人から「やってみたい」と聞いた時は、とても喜びました。

◆楽しむ時間

先ず初めに、梅酒を漬けました。
二人共梅仕事は初めてなので、よくよく調べて、お買い物からスタートです。
保存瓶や材料を買うのもウキウキしましたし、作っている間も、自家製梅酒で晩酌する日を夢見て話す主人が嬉しかったです。

次に、釣りに出掛けました。
職場に詳しい方がいらっしゃって、色々手配してくれたそうです。
私は身重ですしお留守番でしたが、帰ってきた主人の顔を見て、その楽しさが一瞬でわかりました。
主人が釣ったお魚(ちゃんと証拠写真を見せてもらったので、買ったお魚ではなさそうです笑)を家で食べられるなんて、私もとても嬉しかったです。

それから、最近ギターを始めました。
元々学生の頃からギターをしていたのですが、ここ十年近く離れていたので、弦を張り替えるところからスタートです。
ギターを触っている主人の顔は、真剣そのものです。
夢中になってメトロノームと戦っているようです。
そして終わると、弦を押さえていた左手の指先が痛いと言いながら嬉しそうなのです。

◆私の喜び

主人が楽しそうで、本当に良かったです。
楽しそうな主人の顔は、まるで少年のようで、頼りになるいつもの真面目な表情とは全然違います。
どちらも大好きな主人です。
仕事熱心な主人は格好良いし、とても有り難いことですが、主人が楽しい人生を送ることも私にとって大切なことです。
主人の楽しみは、私の喜びです。